男性向

2003年12月30日
只今有明より帰還しました。皆様、お疲れさまでした〜。

今回のメインの新刊は男性向でした。なのに、終わってみたら、女性客の方多い……。まあ、普段の客層からしてそれが当然なのかもしれんけど。


新刊入稿したというメールをもらっていたので、喜んで買いに行ったら、何故か押し付けられそうになりました。戸惑ってたら、
「だって、まいこさんゲストだし」。はあ!? と思いつつ、開かれたページ見てみたら、数年前に渡したような覚えがある小説が。……そりゃ好きにしていいっつって預けてたやつだけど、そんな古い原稿、使うならその前に一言言ってくれよ……言ってくれりゃ、書き直したのに……。一緒に本出す約束はしたものの、お忙しそうだったので、ゲストでも合同でも死蔵でもいいですよー、と言って渡したんですが、本当に好きにされるとは思わんかった。
で、嬉しいような悲しいような気分で帰って来て、「さて読むかー」と開いてみて、轟沈。会場で見せられたときは気づかなかったけど、すさまじく美麗な扉絵とカットとコメント付き。自分の文との力の差にめげてしまって、未だ直視出来ていません……。あまつさえ、コメントカットは私のイチオシキャラの絡みだし。おねーさま、私のこと、心底ホモ好きだと思ってませんか? ホモ描かない人にまでホモ絵もらってしまった……。

はっきり言って自分からすると雲の上の人っていう人と結構親交あるのは何でなんだろう……。いや、親交まではいいとして、ほとんどの人と本作ったりゲストしたりされたりしてんのはなんでだ。……迷惑な押し付けはしてないつもりなんだけど……無意識にやらかしちゃってるかなぁ?


自分の売り上げの方はまあ予想通りでした。ジャンルの廃れっぷりにまるで左右されてないようにいつも通り。買うものなくなった人が買ったせい? まあ、いい方に考えておこう。


さて、原稿始めるか。

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