編集作業

・・・サイズ違いの原稿が入ってきてた・・・(白目)

初めて原稿頼む人には結構気をつけて依頼書書くようにしてるんですけどねぇ・・・「A4の原稿用紙(投稿用サイズ)」って書き方するとかさ。前に「A4」ってだけ書いてやったら、「原稿用紙全体のサイズがA4」の原稿用紙で寄越した人がいたから。・・・確か、漫画の原稿用紙って、表紙部分に「B5」とか「A4」とか入ってるし、普通は間違わんと思うんだけどなぁ・・・。

・・・と愚痴っていても仕方ないので、サイズ違いの4枚を同じ台にまとめるようにして、一筆添えて出すことにしました。この4ページだけ、原寸で刷ってもらうように。・・・あああ、せっかく考えてた台割が台無し(泣)つかみとか読後感とか、開始ページの左右とか(これを間違えると、オチがめくった途端にみえてしまったり、目立たせたい絵が目立たなかったりする)、いろいろうじうじと考えた末の台割だったのに! ノンブルはそのまま貼ってしまうと、他のページと大きさが違ってしまうことになるので、縮小率を計算して縮小してから貼り込み。トーン全部ひっぺがして拡大コピーしてからトーンをあらたに貼り直しって手もあるけど(こっちだと、ノンブルサイズの計算は不要)、線がやっぱり汚くなるんで断念。せっかく、オフなんだから、線もトーンも綺麗に再現して欲しいし・・・(コピーすると線がどうしても太る。まあ、そっちはまだ我慢出来ないこともないけど、トーンの方は拡大や縮小するとモアレが出るのが致命的)。

台割表も完璧に作り直したし、これであとは原稿さえ全部揃えば問題なし! ・・・と思ってたら、最後に来た原稿が封筒サイズからして、明らかにまたサイズ違い。しかも、その人のページ数は7ページ。「また、組み直しか〜!?」・・・泣こうかと思いました。「まあ、なんとかなる。っつーか、なんとかするしかねぇだろ」とか前向きなんだか投げやりなんだかわからないことを思いつつ、ぺりぺりと開封。・・・やっぱり、サイズ、違う・・・(当たり前)。
・・・と思ったら。どうも何かが変。よれよれの原稿のへり、そして、やたらと少ないガイド線。・・・あああっ、ひょっとして、外枠サイズで切ってある!?慌てて、サイズを確認。・・・やっぱり、切ってあるだけ・・・中身の枠の取り方も、投稿用サイズの内枠に合わせてあるから、問題なし。単に切ってない原稿用紙に貼り込めばいいだけ。・・・脱力。コピー誌の方と混同してたかなぁ・・・。


なんとか、編集作業も完了。今回も、ある意味、充実した修羅場でした(苦笑)順風満帆だと、編集者は腕の奮い所があんまりないし。自分の原稿じゃなければどうでもいい、と思えるなら、ちょっとは楽なんだろうけど、それじゃあ、編集作業って苦痛なだけ。

楽しかったです。