同人の怖い話

同人の楽しいとこに、「お客さんの反応がダイレクトに伝わってくる」というのがあると思うのですが、それだけに、怖いことや嫌なことも。
今朝、眠かったせいか、「・・・私は泣きたいんじゃなくて、本当は今でも怒っているのかもしれない」と唐突に思ったら、呼び水になったのか、結構昔の嫌なこととかも、いろいろと思い出しました。自分のも、友人のも。・・・世の中、いろんな人がいるんだよねぇ・・・。でも、やっぱり、出会わなかった方がいい人などいないなんてことはないと思うわ・・・。

・何が楽しいのか知らないが、汚い走り書きのメモを後生大事に持って帰られてしまった。
自分で見るのも嫌になるほど汚いメモを、いくら直筆とはいえ、持ち帰られてしまうのって、ちょっと、気持ち悪い。大手さんなら、まだわからないでもないけど。

・髪の毛が送られてきた。
「真実の愛に目覚めた証拠」として、「女の命である髪を送ります」と言って、髪の毛を送りつけてきた人がいた。・・・ギャグ作家だと、変に馴れ馴れしい客が多くて困るそうだが、耽美作家に対する誤ったイメージ持ってる客は・・・失礼というより、怖い（汗）やーめーてーくーれー（泣）

・あまりにスケブが多いので、買った人のみという限定を付けたのだが、明らかに、同じ物を複数買ってまで、スケブを毎回頼んでいるお客さんがいる・・・。
ありがたいけど、ちょっと、サムい。ちゃんと、買った作品、全部大事にしてくれてるんだろうか？処分してたりしないだろうな？でも・・・処分してる方が、まだ、感覚的にはまともな気もするんだ・・・。

・毎回、しつこく話しかけてくる人がいる。
物を無理矢理押し付けて、「あげるんだから、スケブ描いてよ」とのたもうたので、それをきっかけに友人が追っ払ったけど。何故か、このテの人は、言葉遣いは丁寧なのに、なんとなく、変に馴れ馴れしい感じの人が多い。すっごく熱狂的なファンであるかのように振舞うが・・・その実、相手の気持ちは把握してない。その人が好きなキャラを通ぶった批評の対象にしたり、して欲しくもないことをして、恩を売ったつもりになってたり。あんただけがファンじゃないんよ？

・知らない人のペーパーに、何故か自分の名前が載せられていた。
「大好きな作家さん」としてだけど・・・でも、普通、しないよなぁ。なんか、関係ありそうに見られるもの。私は少なくとも、本当に縁がある人でも、不用意に名前出したりしないようにはしてるぞ。

・何故か、「キャプテン」とか、「リーダー」とか呼ばれている（笑）
シリーズで出している本（ギャグ）の熱狂的ファン集団がいて、その人達の間で、作者本人はそういう呼ばれ方をしているらしい。・・・意味するところは、「カリスマ」みたいなものらしいが・・・変だ（苦笑）そのシリーズのファンは変な人が多いんだけど・・・とりわけ、変。・・・これは怖い話っつーより、愉快な話か。

・偽ペーパーが送られてきた。
「何それ？」って感じだけど・・・読んで字の如し。自分と同じジャンルで活動している同人作家、という立場に見てもらうためだけに、ありもしない発行予定を書いたペーパーを作って送ってきた人がいた。しかも、どうやら、そのペーパーの発行部数も1部だったようで・・・（爆）・・・でも、程度が違うだけで、ネットだと、このノリの人って、結構いるような気がする・・・。リスク少ないし。

・「ペーパー配ります」というのはいいけど、「学校の友達で貰ってくれる人が30人くらいいるんで」というのは・・・おい（汗）ペーパーって、ただで出来るんと違うんよ・・・？なんで、欲しくもない人に貰ってもらわんといかんの。足りなくなるから、発行部数増やしたのに。ほんとにファンなんか、あんた？そして、本当に自分も活動してる人なんか？？


ほんとに、いろんな人がいて・・・みんな、それでもめげずに自分で売り子するし、通販もしてるんだし、落ち込んでる場合じゃないよなー。自分の出来る範囲で頑張るしか。何もかもを理解するなんて、無理だし。奢ることなく、だけど、簡単に諦めず・・・頑張ろう。